デパス(でぱす)は万能薬と呼ばれる程とても有能なくすり

デパスとジェネリックについて

精神神経系の医薬品は外国の製薬会社のものが多いですが、吉富製薬が開発し現在は三菱田辺製薬が製造している抗不安薬であるでぱすは、人気、知名度の高い抗不安薬です。
チエノトリアゾロジアゼピン系に分類されるマイナートランキライザー(抗不安薬)であるデパスは、有効成分であるエチゾラムが脳のBZD(ベンゾジアゼピン)受容体という神経受容体と結合し、気分を落ち着ける作用を持ちます。

不安な気分を解消させる薬として用いられることが多いですが、皮膚科では痒みで眠れない、集中できない、といった症状に対して処方されたり、筋弛緩作用があるために、整形外科では腰痛や肩こりのの対処方法薬として処方されることもあります。
また、少量が睡眠導入剤として処方される場合もあり、実に様々な症状に対して使用されています。

抗うつ作用もあるなど、でぱすの効果は抗不安薬の中ではかなり強いものですが、半減期はおよそ6時間以内ということで、効果の持続時間が短い点も特徴です。
いつまでも体の中に成分ががとどまることがなく、即効性と抜けの良さをあわせ持っていると言えるでしょう。

デパスのジェネリックとしては、インドの大手製薬会社であるインタスファーマ社の製造するエチラームが最も有名です。
ジェネリックなので当然有効成分は先発薬同様のエチゾラムで、同様の効果が期待できることからエチラームは海外通販サイトなどでは、一時期は品切れとなるほどの人気がありました。
しかしご存知の方も多いかも知れませんが、でぱすなどエチゾラムを成分としている医薬品は、2016年10月14日に施行された政令改正によって向精神薬に指定がなされ、現在では海外からの個人輸入(通販)が禁止されています。

先発薬のデパスもジェネリックであるエチラームも、2017年現在の時点では医師からの処方箋がなければ購入できません。
住友製薬のセディールや、ブリストルマイヤーズスクイブ社のバスパーなど、成分が異なる抗不安薬も海外通販では広く流通しているので、それらの薬品へ切り替えている方が多いのが現状と言えるでしょう。